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からだ健康コラム

腰痛の症状・原因

2022年12月26日

腰痛と一言で言ってもその症状や原因はさまざまです。まずは腰痛の疾患・症状にはどのようなものがあるのか分類します。

 ・ぎっくり腰

中腰や無理な姿勢で重いものをいきなり持ち上げた際などに起こる腰の捻挫の一種です。急で激しい痛みのため、ぎっくり腰になるとしばらく動けなくなってしまいます。一度なってしまうとクセになって再発することもあります。

 ・腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニア

症状が起こると、おしり・太もも・ふくらはぎにまで痛みや痺れや感覚のマヒが起こる『坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)』を誘発します。坐骨神経痛は悪化すると歩行障害にまで発展してしまう危険な症状です。腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアは一見よく似ていて違いが分かりくいのですが、簡易的な判断としてには腰を後ろに反らした際に痛むのが腰部脊柱管狭窄症、前にかがんだ際に痛むのが椎間板ヘルニアと判別します。詳細にはMRI等画像診断にて診断します。

 筋・筋膜性腰痛症

腰に痛みは感じるのに、レントゲン等で検査しても腰痛の原因となる要因が見つからない場合の症状をまとめて筋・筋膜性腰痛症と呼びます。痛みの原因は腰背筋の疲労や炎症、筋肉や骨の疲労からくるものだとも言われています。悪化してしまう前のケアが大切です。

 

腰痛の原因

長時間同じ姿勢でいる筋肉疲労

デスクワーク等で現代人は長時間同じ姿勢でいる機会が多くなりました。筋肉をずっと動かさない状態の筋肉は硬く凝り固まり、緊張状態に陥ります。血の巡りも悪くなり、老廃物が溜まりやすくなった腰は疲労しやすくなり、痛みを伴うようになります。

運動不足による筋力の低下

腰の周りにある筋肉が衰えますと、腰椎に負担がかかり腰痛を引き起こします。また同じように腹筋や骨盤の周りの筋肉が衰えると背骨が正しい位置に保てなくなり、腰椎に負担がかかることにより腰痛を引き起こします。

その他の原因

その他にも急劇な運動や無理な姿勢で重いものを持ったことで筋肉が過度な緊張状態にとなることが原因でぎっくり腰を誘発するもの、骨粗鬆症、腎臓や子宮の疾患に伴うことが原因で起こる腰痛があります。

 

腰痛の治療

骨の歪みと筋肉に対するアプローチを行う

腰痛が起こる原因の多くに『骨』や『筋肉』が関係していることにお気づきいただけたでしょうか。腰痛の改善には腰骨を正しい位置に矯正してあげることが大切なのですが、しっかりとした筋肉の土台がなければせっかく正しい位置に戻した骨を支えることができません。整骨院での腰痛の治療法は、まず腰の周りの硬く凝り固まった筋肉をほぐし柔らかくしてから、正しい位置に骨を矯正するというものです。

腰だけでなく身体のトータルバランスを考えた治療

骨が正しい位置に戻りますと、身体全体のバランスがよくなることで本来の機能を取り戻し始めます。血液循環や神経の通りもよくなるため腰の痛みだけでなく、腰痛が原因で起こっていたその他の症状の改善にもつながるというわけです。

 

湯澤整骨院では患者様の症状に合わせて適切な治療をさせていただきます。

当院の70%の患者様がなんらかの腰痛による来院です。

症状によっては連携してる整形外科へご紹介または連携はしていませんがお勧めしている病院へのご紹介をする場合があります。神経症状がある場合は必ずMRIでの撮影診断をおすすめしています。

整骨院では画像診断はできませんので整形外科へのご紹介となります。

自己判断せずに一度ご相談ください。

 

カテゴリー:からだ健康コラム

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