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からだ健康コラム

痛みについて

2023年3月17日

痛みは人間にとって重要な感覚で、体に危険を知らせるシグナルです。

しかし、痛みが慢性的に続くと、生活の質(QOL)を低下させます

痛みは大きく急性痛と慢性痛の2つに分類されます。

急性痛は突然のケガや病気などによって起こり、一過性のものが多いです。

慢性痛は3か月以上持続するか、治癒したはずの傷跡や手術部位などから発生するもので、原因が不明確な場合もあります。

また、痛みが生じるメカニズムによっても分類されます

侵害受容性疼痛は末梢神経にある侵害受容器が刺激されて生じるもので、原則として器質的な異常があります。

神経障害性疼痛は神経系自体が傷ついたり変化したりして生じるもので、しびれやひりひり感などを伴います。

中枢機能障害性疼痛は脳や脊髄など中枢神経系の働きが変わって生じるもので、心理社会的因子が関与している場合もあります。

このように,人間の感じる「いたみ」は,さまざまな種類やメカニズムを持ち,それぞれ対処法や治療法が異なります.自分自身や周囲の人々の「いたみ」を理解し,適切な支援を行うことが大切です.

カテゴリー:からだ健康コラム

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